広報ゆりはま 12月号
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昨今、社会情勢などの変化により地域・人の絆が薄れてきているとの指摘があり、コロナ禍においてその傾向はより顕著になったのではないでしょうか。しかし、活動自粛を促される一方、他人とのつながりの大切さを再認識する良い機会になったとも聞きます。目には見えない「人とのつながり」を私たちはどう感援活動を行った当時の区長である戸羽君男さん(宇谷)と小林優貴秀さん(原)の二人のお話から、人とのつながりの大切さについて考えるきっかけをお届けします。地方の強みを活用した共助による地域づくりインタビュー:戸羽君男さん(宇谷)、小林優貴秀さん(原)災害時に活いきた人とのつながり―その大切さを考える戸羽 ました。2月11日早朝時点で自宅周辺で50㌢近くの積雪があり、区民と協力し区内の除雪作業を行いましたがその後も雪は降り続き夕方には約80㌢ほどに達していました。国道を見るとほとんど除雪もされておらず、自動車も身動きが取れずに渋滞していました。そして18小林 生している被災者に対し集会所を開放してトイレを使わせてあげてほしいとの依頼がありました。そのため部落放送で「大雪で立ち往生している被災者に集会所のトイレを開放しています。また今後長引くことが予想され、食料の支援も必要と考えますので、可能な範囲で結構ですので、集会所に持ち寄っていただけませんでしょうか」と区民に呼び掛けたところ、15分もたたず小学生から高齢者までたくさんの人が協力してくださり、立ち往生している人たちに約4時間かけてトイレ開放の周知や食料の配布を行いました。頃に炊き出し支援を行うことを決定し、区民に呼び掛けて取り掛かりました。真冬ということもあり、おにぎりだけでなく豚汁といった温かい汁物も用意しました。また避難者が順次集会所に集まりだしたことか↖時30分頃役場から、立ち往原区でも、11日の18時―――平成29年2月9日からにより、鳥取市で最大91㌢、倉吉市でも61㌢におよぶ記録的な大雪となりました。この降雪により、国道9号(八束水~はわいIC)上で立ち往生車両による渋滞が発生し↘国じ、道ど9う号活上かでし立てちい往け生ばす良るい被か災。者平へ成食29料年の2提月供のな大ど雪の時支、国道9号(宇谷~山陰道「泊・東郷IC」へ向かう途中の地点)上で立ち往生する当時の道路状況を記録したもの。※国土交通省提供、画像を一部加工しています。当平時成 29の年状況2月をの振大り雪返る 12日まで続いた断続的な豪雪  2

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