広報ゆりはま 11月号
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互いの立場を尊重し、感謝を忘れないインタビュー:伊澤昭敏・民子さんご夫婦(中興寺)――普段、ご夫婦で一緒にされていることはありますか。――この人と結婚して良かったなと思った瞬間は。――最後に、夫婦円満の秘訣を教えてください。毎年11月22日は、日付の語け 3れた伊澤昭敏・民子さんご夫呂合わせから『い(1)い(1)夫婦(22)の日』と呼ばれ、これに関連したイベントや企画が日本各地で行われています。本号では、今年ダイヤモンド婚(結婚60年)を迎えら婦に、夫婦円満の秘ひつ訣を伺いました。昭敏・民子 昭敏 昭敏 がら「また1年また1年…」と思っていたら、いつの間にか60年たっていました。大きな病気もなく、順調に過ごしてこれました。で、 農作業を協力してやっています。梨作りは一人では絶対にできません。朝早くから日が暮れるまで作業をしますが、家内が手伝ってくれることが心の支えになっています。かったなと感じています。どんな時も隣にいてくれることは特別なことですが、その特別感を出さず、当たり前のようにそばにいてく日々を過ごしな私たちは梨農家なの常々、妻と結婚して良民子 (しばらく考えて)こ昭敏・民子 れていることには、感謝しかありません。ういうときにパッとでてこないところかもしれませんね(笑)。夫は、これまでずっと健康でいてくれてますので、体の心配をすることがほとんどなかったことですかね。人は、気を付けないと考え方が自分本位になってしまいがちです。なので、相手の立場に立って考えや気持ちを理解しようとすれば、自然と良い関係が築けるのではないでしょうか。特に年月を重ねた夫婦こそ、普段からそういう気持ちでいることが大切だと思います。まあ、現実にはなかなかそうはいきませんけどね(笑)。あとは相手への感謝の気持ちも大事です。自分一人では生きられませんからね。相手が困っていたら、助けてあげる心の余裕を持つことですね。お祝い状を受け取る山﨑さん(左)ご自宅の前でダイヤモンド婚の祝詞を手にする伊澤昭敏さん(左)と民子さん(右)ご夫婦。「人様に自慢できるほど大した夫婦じゃないですよ」と照れくさそうに質問に答える2人にこちらもほっこりしました。これからも、夫婦仲良くお過ごしください。内閣総理大臣から長寿のお祝い町内の100歳高齢者へ記念品など贈呈 多年にわたり社会の発展に寄与してきたことへの感謝を込め、本年度100歳を迎える高齢者に対し内閣総理大臣からお祝い状と記念品が贈られました。そこで町では、10月8日に宮脇正道町長が山﨑春子さん(埴見)他4人を訪問し、贈呈式を行いました。 令和3年度に100歳を迎える町内高齢者は18人。宮脇町長は「100歳おめでとうございます。これからもお元気でいてください」との言葉を送り、記念品などを手渡しました。か―が―で結す婚60か年。を振り返ってい11月22日はいい夫婦の日

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