広報ゆりはま 11月号
14/34

生活習慣病を予防して健康寿命を延ばそう第6回認 知~症受診をにつ理いて解~しよう!⇨紹介⇨落ち着いたら習慣病の早期発見・治療が遅れると重症化していくように、認知症も進行性の疾患のため、放置していると症状が糖尿病や高血圧などの生活悪化していきます。認知症で    はないかと心配になったら迷わず受診することが大切ですが、本人や家族の認知症に対する理解ができていないことや、認知症であることを認めたくないといった思いから相談や受診が遅くなっているのが現状です。しかし、軽度認知障害(軽い記憶障害などはあっても基本的には日常生活に支障の無い状態)であれば、脳の活性化のためのトレーニングや運動といった適切な対応をすれば、認知症への進行を食い止めたり正常に戻ったりする人もいます。また広報ゆりはま7・8月号で紹介したように、認知症は、その原因やタイプによってその後の生活上の注意点や治療方法も変わってくるので、その見極めのために医師の診断が必要になります。何らかの病気が原因で認知症の症状がみられるのであれば、その病気の治療が必要となります。何科を受診したら良いか迷ったときは、かかりつけ医に相談し適切な医療機関を紹介してもらいましょう。活の状況を踏まえ、うつ病などさまざまな精神科疾患との鑑別、認知症の原因疾患の診断を専門的に行っている認知症疾患医療センターの受診をお勧めします。認知症が心配な人は日常生【かかりつけ医(普段受診をされている病院など)】内科、神経内科、脳神経内科、精神科心療内科、脳神経外科など【基幹型】認知症疾患医療センター鳥取大学医学部付属病院(西部)(℡0859-38-6755)【地域型】認知疾患医療センター倉吉病院(中部)(℡26-1015)、渡辺病院(東部)(0857-39-1151)、養和病院(西部)(℡0859-29-5311)、西伯病院(西部)(℡0859-66-5269)認知症専門医療機関専門医相談14【相談・問い合わせ】役場長寿福祉課(地域包括支援センター)(℡35-5378)詳細な診断受診日常支援初期対応■受診はどこに行けばいいの?

元のページ  ../index.html#14

このブックを見る