広報ゆりはま 10月号
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令和2年度決算を基に算出した五つの指標は、以下のとおり国が示す健全化基準をす9.0%16.9%■実質赤字比率 普通会計の赤字の程度を示す比率です。■連結実質赤字比率 普通会計に加え、公営企業会計など全ての会計 を合算して、町全体(全会計)としての赤字の程度を示す比率です。■実質公債費比率 借入金(地方債)の返済額およびこれに準じる額の程度を示すもので、過去3年間の平均数値で表します。■将来負担比率 現時点における借入金や将来支払っていく可能性のある負担額などの残高の程度を示すもので、比率が低いほど財政状況は健全です。■資金不足比率 水道事業会計や国民宿舎事業特別会計などの公営企業会計において、事業規模に対する資金不足額の程度を示すものです。141210平成29年度30年度令和元年度14.113.311.42年度302010809平成29年度9.59.030年度令和元年度2年度28.027.916.9 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、令和2年度の決算を基に町財政を診断しましたのでお知らせします。財政健全度を診断する指標実質公債費比率および将来負担比率の推移健全化判断比率財政再生基準資金不足比率用語解説べて下回っています。「実質赤字比率」「連結実質赤字比率」ともに赤字は生じていません。「実質公債費比率」は、早期健全化基準の25%を下回っているとともに、昨年度の数値と比較しても2.4㌽下がり、指標を堅持しています。「将来負担比率」は、昨年度より11.0㌽減少し、早期健全化基準の350%を下回っています。「資金不足比率」については、令和2年度決算では全ての公営企業会計において資金不足は生じていません。 現在の町の財政状況は総じて「健全」であるといえます。しかし、中央公民館泊分館建設事業といった大型ハード事業の継続などにより、今後も厳しい状況であることに変わりはありません。引き続き健全運営に努めます。なお、詳細は町ホームページで公開しています。区分湯梨浜町早期健全化基準14.36%20.0%実質赤字比率-19.36%30.0%連結実質赤字比率-25.0%35.0%実質公債費比率350.0%将来負担比率※赤字が生じない場合は「-」で表示 20%を超えた場合、経営健全化計画を策定し、経営改善を目指します。 なお、次に示す町の全特別会計は基準を超えませんでした。▼水道事業会計▼国民宿舎事業特別会計▼下水道事業特別会計▼農業集落排水処理事業特別会計▼温泉事業特別会計【問い合わせ】役場総務課(℡35-5301)◆ 一般会計…町の基本的な施策を行うための会計◆ 特別会計…国民健康保険事業や下水道事業などのように、保険料や使用料などの特定の収入をもって特定の事業を行うための会計◆ 普通会計…一般会計と「住宅新築資金等貸付事業特別会計」と「高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業特別会計」とを合わせたもの◆ 地方債…地方公共団体が1会計年度を超えて行う借り入れ◆ 普通交付税…地方公共団体間の財政バランスを保つため、財源不足額から算定された国から交付されるお金令和2年度決算による財政診断指標●実質公債費比率%16 各指標の数値が一つでも基準を上回ると「早期健全化団体」「財政再生団体」となり、財政健全化計画や財政再生計画を策定して改善に取り組まなければなりません。「財政再生団体」になると、国が財政再生に関与します。●将来負担比率%40国が定めた早期健全化基準をクリア!

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