広報ゆりはま 10月号
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いか【行動・心理症状との関わり方】第5回認 知~症症状をと関理わり解方にしついよて~う!生活習慣病を予防して健康寿命を延ばそう認知症の症状は、脳の細胞が壊れることによって直接起こる中核症状と、本人の性格や環境、人間関係などの要因が絡み合って起こる行動・心理症状に分けられます。中核症状には、記憶障害、理解・判断力の低下、見当識障害(時間や場所が分からなくなる)、実行機能障害(手順を踏んだ作業ができない、計画を立てられない)、失行(道具の使い方や服の着方が分からない)、失認(目の前にあるものが何なのか分からない)があります。薬により症状の進行を遅らせることは可能ですが、治りにくいともいわれています。行動・心理症状との関わり   方については、以下のとおりです。② 暴言・暴力=穏やかな声や③ 幻覚・妄想=本人の話を否④ 繰り返し行為=本人が安心⑤ 徘はい徊=まずは、今いる場所⑥ 抑うつ状態=無理のない範増やしましょう。日光を浴びたり、日中の散歩など適度な運動を勧めましょう。分かりやすい言葉で話しかけるよう心掛けましょう。定しないで、まずは本人の話をしっかり聞いてみましょう。できるように、できる限り穏やかに対応しましょう。難しい場合は初めて聞くような対応をしながらさりげなく話題を変えましょう。の居心地が良くなるよう環境を整えましょう。地域の人に見守ってもらえるよう協力体制を作っておきましょう。囲で活動を促し、楽しみや達成感が得られるようにしましょう。10【行動・心理症状】⑥抑うつ状態気持ちの落ち込み⑤徘はいかい徊動き回る②暴言・暴力③幻覚・妄想通帳がない、財布がない、物を取られたと言うなど落ち着きなく昼間うとうとして質問したことを覚えていないため、繰り返し同じことを言ったり聞いたりする①睡眠障害夜眠れない④繰り返し行為以前より怒りっぽくなった、暴力的になったなど【相談・問い合わせ】役場長寿福祉課(地域包括支援センター)(℡35-5378)① 睡眠障害=日中の活動量を

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