広報ゆりはま7月号
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【足立瑠美さん】つながる平和と幸福の炎①東京オリンピックに関われるということで、とてもうれしく思いました。私は(一社)県母子寡婦福祉連合会の副理事をしており、主にひとり親の福祉向上のため、ひとり親家庭への支援活動に取り組んでいます。今回ランナーに選ばれたことで、普段の活動が広く知ってもらえる良い機会になるのではないかと思いました。②新型コロナウイルス感染症の影響でみんなが苦しい思いをしており、オリンピックの開催に反対する人もたくさんいる中で、自分が聖火ランナーという役目を受けたことを皆さんに伝えることができず、非常に残念な思いでした。ただ、聖火ランナーに選ばれたということに変わりはないので、今の活動を頑張って続けていこうと思いました。③私は、今回走るに当たり三つの願いを持っていました。一つ目が「新型コロナウイルス感染症の収束」、二つ目が「ひとり親家庭の子どもた   3 ち含め、全ての子どもたちの未来が素晴らしいものになってほしい」、三つ目が「オリンピックに参加する選手たちが、夢の舞台で力を発揮できる大会になってほしい」ということです。私は、町の聖火リレーの最終ランナーでしたが、ギリシャから届いた平和の火をつなげる役目を果たすことができ、大変うれしく思いました。また全国を回っている聖火が東京に無事到着して、今大会が素晴らしいものになることを期待しています。④今回の経験を、今後の母子会の活動の糧にしていきたいと思います。ひとり親家庭の人たちが困らない社会を実現するために、私も日々の業務に取り組んでいきます。また余談ですが、東京2020オリンピックでは競泳の池江璃花子選手の活躍を楽しみにしています。理由は、私の母も池江選手と同じく白血病を患い、過酷な闘病生活を送っていたからです。その大変さを乗り越えて夢の舞台に立つ池江選手を、ぜひ応援したいと思います。足立瑠美さん

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