2015年広報ゆりはま5月号(電子書籍用)
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わくわくの新生活がスタート!とうごうこども園開園式 野花で栽培されている町特産品「野花豊後」の花が3月20日に見ごろを迎えました。 今年は、寒気の影響で3月上旬の気温が低く推移したこともあり、例年に比べて10日ほど遅い3月14日に花が咲き始めました。 町内では、開花時期に合わせて「野花梅渓散策ツアー」が行われ、観光客が梅林の眺めと加工品のおもてなしを楽しみました。 野花豊後は現在、36戸の農家が計5.5haの面積で栽培。収穫は6月上旬の予定です。おいしい梨になりますように♪二十世紀梨の交配体験特産ウメ・野花豊後が開花淡い桃色の梅花にうっとりNewsゆりはまYurihama News Seven7収穫時期には直径約5㎝の大玉の実をつけます 4月3日、東郷保育所と花見保育所を統合して完成した幼保一体施設「とうごうこども園」の開園式が行われ、116人の園児が新たな生活をスタートさせました。 式では、先日の竣しゅんこう工記念式典でお披露目となったばかりの新しい園歌を、園児たちが元気よく合唱。宮脇正道町長が「東郷保育所や花見保育所に通っていたときと同じく、元気に通ってください」と、角陽子園長が「みんな元気で、毎日とうごうこども園に通っていきましょう」とあいさつしました。 その後の園児紹介では、各組ごとに担任となる先生が園児の名前を1人ずつ呼びかけると、園児たちは手を挙げて大きな声で返事をしていました。終わりに、園児と先生が一緒に「ポンポンポンと春が来た」を歌い、式を締めくくりました。 4月16日、東郷小学校の3年生48人が、久見にある二十世紀梨の古木「百年樹」で梨の交配作業を体験しました。 児童たちは、始めに百年樹を管理している百年会会長の竹内剛さん(佐美)などから、百年樹の歴史や交配作業の方法について説明を受けました。その後、花粉の入った紙コップを持ち、筆を使って花の雌しべに丁寧に受粉させていきました。 体験した児童は、「緑色の雌しべを探して花粉を付けるのが難しいけど面白い。おいしい梨ができてほしい」と話していました。覚えたての園歌を元気よく歌う園児たち花や枝を傷めないように優しい筆遣いで作業を進めます24

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