第2編 歴史
第4章 近代・現代
第1節 行政組織
 1  行政組織の変遷

県会議員
 第1回の県議会は、鳥取県再置の翌明治15年1月に開かれた。本町から選ばれた初めての県(議)会議員は、同32年の神波信蔵である。この年の選挙から、それまでの郡会で選ぶ間接選挙が改められて直接選挙になった。また、県会議員の選挙人は、市町村議会議員の選挙権を有し、かつその県内に1年以上居住し、直接国税3円以上納める者、被選挙人の資格は選挙人とほぼ同じであるが、直接国税15円以上納める者、などとされた。
 『鳥取県史近代第五巻資料篇』から、町関係の県議会議員を示す。

氏名
当選時の住所又は本籍地
選挙年・月・日
退任年月
神波信蔵
花見村
明治32・9・22
大正 8・9
音田岩太郎
大正 8・9・21
大正12・9
松田晶造
松崎村
大正12・9・12
昭和14・9
昭和15・3(補欠)
昭和22・4
音田宗一
鳥取市(注・花見村出身)
昭和22・4・30
昭和26・4
表35 県議会議員名

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