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東郷湖・未来創造会議

印刷用ページを表示する掲載日:2017年2月1日更新 <外部リンク>

 東郷湖周辺の地域資源を活用しながら、町民との協働による魅力あるまちづくりを推進するため、「東郷湖・未来創造会議」を設立しました。
 この「東郷湖・未来創造会議」は、東郷湖周辺の地域資源を掘り起こしながら、持続可能で将来性の高い地域発展プログラムの開発を町民の積極的な参加、参画により実現するプロジェクトと位置付けています。

東条湖の夕景

 会議の目的を達成するために、以前から寄せられているアイデアや提言、課題などを踏まえた3つのワーキングチームを編成し、ワークショップ方式による具体的な施策、プログラムの構築を目指すものです。

  • 東郷湖周辺の整備やウオーキング、サイクリングのための周回コースの整備など、東郷湖周辺の社会資本整備をテーマとする「社会資本整備チーム」
  • 観光振興や農林水産業振興、環境施策など、観光・物産の活性化による地域の魅力アップをテーマとする「観光・物産の活性化、顧客満足度開発チーム」
  • イベントを中心とした知恵の開発による地域活性化策をテーマとする「イベント・コンテンツ開発チーム」

 会議の総合ファシリテーター(コーディネーター)には、本町出身であり、(株)コミュニケーション・デザイニング研究所代表の福井昌平氏を迎え、行政はもとより、さまざまな分野から参画する町民のアイデア、提言の集約を図ります。

東条湖の夕景

東郷湖・未来創造会議 ワークショップ研修会

 「東郷湖・未来創造会議」の本格的な始動を前に、会議のコーディネート役を担う行政職員を対象とした「ワークショップ研修会」を開催しました。研修会では、町長が東郷湖を活用した地域活性化についての「夢」を語った後に、それを踏まえた東郷湖の強み、弱み、弱みを克服する対策、強みをさらに発展させていく対策の分析(「東郷湖のSWOT分析」)を行いました。

第1回東郷湖・未来創造会議

 「東郷湖・未来創造会議」では、町長が東郷湖を活用した地域活性化についての「夢」を語った後に、ワークショップ研修会で行った「東郷湖のSWOT分析」の結果を紹介しました。そして、福井昌平総合ファシリテーターの指導のもと、この「東郷湖のSWOT分析」の総合評価を行いながら、足りない視点や将来に向けて欠かすことのできない視点などを踏まえて、分析結果をさらに深めていく作業を行いました。
 各ワーキングチームからは活発なアイデアや提言が発表され、全体として推進していく方向性を確認しました。
 今後、ワーキングチームごとに具体的なプロジェクトを検討し、地域活性化に向けた施策として反映できるよう取りまとめていく予定です。

ワーキングチーム会議

 「第1回東郷湖・未来創造会議」で議論した「東郷湖のSWOT分析」の結果を踏まえて、それぞれのワーキングチームごとに東郷湖の魅力をさらに発展させるための具体的な事業の検討を行いました。

「東郷湖SWOT分析」の結果によるプロジェクトづくりの方向性、検討するテーマ

1. 社会資本整備チーム

  1. 自転車道と歩行者道の周回コースの建設
  2. 花と緑豊かな湖畔づくり

2. 観光・物産の活性化、顧客満足度開発チーム

  1. 温泉資源の戦略的活用
  2. 地産地消システムの構築

3. イベント・コンテンツ開発チーム

  1. 参加体験価値の高いイベント創造
  2. 町民参加の共育・協働システムの構築

 各ワーキングチームで活発な議論が行われ、数多くのアイデアや提案が出されました。第2回会議では、これらの情報共有を図るとともに、総合的なコンセプトについて議論する予定です。

東条湖の画像

第2回東郷湖・未来創造会議

第2回会議ではまず、各ワーキングチームで議論してきた内容を発表しながら、それぞれのチームでどのような議論が行われてきたのかを確認するとともに、情報共有を図りました。その後、福井総合ファシリテーターから、具体的にプロジェクトを進めていくために必要な評価の視点について指導を受けました。

プログラム選定の評価基準

  1. いつ、どこで、だれが、何のために、どういう理由で、どういう方法でやるのかということをワンセットで考える「5W1H」の視点
  2. 東郷湖SWOT分析を活かしてアイデアを構造化すること
  3. 受益者は誰なのか、ターゲットは誰なのか、参加者は誰なのかということを十分視野に入れること
  4. タイムスケジュールと場所性をセットアップすること
  5. 変わらない価値(持続可能な価値)と時代が求める新しい価値(「環境」「健康」「経験」〔新3K〕)をハイブリッドさせること

 そして、これまでに行われたワーキングチームでの検討結果やこれらの評価基準を踏まえた議論の方向性が示され、それぞれのチームでアイデアの構造化に挑戦しました。

 第3回会議では、この「東郷湖・未来創造会議」の目指すべき総合イメージや総合コンセプトを集約する予定です。

第3回東郷湖・未来創造会議

 第3回会議では、これまで委員の皆さんが進めてきた活発な議論の成果を発表しました。そして、この取りまとめに対する異論、反論、オブジェクションを行い、それぞれの事業をより深めていくための議論を重ねながら、今後のまちづくりの方向性を確認しました。その後、今回取りまとめたプロジェクトの方向性を受けながら、それぞれの事業をどのような順序で、どのように進めていくことが効果的なのか、予算を含めた限りある資源をどのようにうまく活用していくのか、また、取り組みを進めていく上で分かりやすいネーミング、キャッチフレーズを検討しました。
 町では、この東郷湖・未来創造会議の提案を踏まえ、来年度から着実に事業を推進していく予定です。

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