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湯梨浜町での取り組み

印刷用ページを表示する掲載日:2017年2月1日更新 <外部リンク>

 湯梨浜町では、東郷池の水質浄化を目的とした環境保全型農業への取組みとして田植え前の代かきの水量を極々少なくすることで、富栄養化した濁水が東郷池に流入するのを防ぐ「浅水代かき」に取り組んでいます。
 平成27年度には研修会を開催し、水稲の環境負荷軽減技術について学び(講師:倉吉農業改良普及所坂本副主幹)、浅水代かき作業のポイント及び実演作業が行われました。
 当日は、埴見集落の土海さん、方地集落の伊藤さんの圃場で実演作業をお願いし、参加者のみなさんには代かきの水の量や作業の様子を見学していただきました。
 実際に水の量を自分の目で確認していただく事ができ、初めて参加された方からは、見た目の水の少なさに驚きの声も聞かれました。また、トラクターの作業スピードや入水量などについて生産者同士の意見交換もでき、有意義な研修会となりました。
 この浅水代かきは、東郷池周辺だけでなく鳥取県東部(湖山池周辺)西部(中海周辺)でも盛んに取り組まれております。今後は東郷池周辺だけでなく湯梨浜町全体で取り組んでいただきたい技術です。

浅水代かきの画像浅水代かきの画像

浅水代かきの画像浅水代かきの画像