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松くい虫被害の予防方法

印刷用ページを表示する掲載日:2017年2月1日更新 <外部リンク>

 松くい虫被害の防除は、主にマツノザイセンチュウを運ぶマツノマダラカミキリを駆除することによって行います。大きくは「予防」と「駆除」に分けられます。

 「予防」とは、健全な松に前もって殺虫剤を散布しておき、その松を食べたカミキリを摂食死させる方法や、あらかじめ殺虫剤を体内に注入しておき、体内に潜入しているマツノザイセンチュウを殺虫したり、その増殖を抑制する方法で、松くい虫被害に感染・枯死することから、あらかじめ松を守る方法です。

 「駆除」とは、枯れた松の内部に住んでいるマツノマダラカミキリの幼虫を殺し、感染源であるカミキリを少なくすることで、次年度の被害発生量を減らす方法です。

予防事業

 予防事業には、特別防除、地上散布及び樹幹注入の3つがあります。

1. 特別防除

特別防除 特別防除はヘリコプターなどを使用して空中散布を行う事業です。

 湯梨浜町では東郷地区で実施される方法であり、県内では湯梨浜町のほか米子市、三朝町、北栄町、琴浦町、大山町などが空中散布を行っています。(マツノマダラカミキリが松を食べる前に、健全な松に殺虫剤を散布しておく必要があるので、羽化が始まる6月中に行わないと十分な効果が得られません。)

現在、湯梨浜町が実施している空中散布の内容

散布日程6月上旬
散布薬剤エコワン3フロアブル(7.5倍希釈)
散布面積約47ヘクタール
散布量約1,410リットル(1ヘクタールあたり約30リットル)

2. 地上散布

農薬散布 地上から動力噴霧機等を利用し、松に対して殺虫剤をまんべんなく散布する方法です。民家が散布する松林に非常に近い場合など、ヘリコプターで散布することが難しいときに良く行われる方法です。

 湯梨浜町では泊地域や羽合地域(ただし羽合地域については県営公園のため、鳥取県が散布を実施しています)海岸部の松林について、散布を実施しています。(散布は特別防除同様、適期に行わないと十分な効果が得られません。)

現在、湯梨浜町が実施している地上散布の内容

散布日程6月上旬
散布薬剤エコワン3フロアブル(100倍希釈)
散布面積約16ヘクタール
散布量約9,600リットル(1ヘクタールあたり約600リットル)

3. 樹幹注入

 松の幹にいくつかの穴を開け、そこからマツノザイセンチュウの増殖を抑制するための殺虫剤を注入する方法です。

 海、湖や池にある島内の松や、住宅街の中にある松など、散布そのものが難しい時に行われる方法です。(松全体に薬剤が行き渡るのに、注入後3ヶ月程度を要するので、マツノマダラカミキリが松を食べる6月~7月の3ヶ月前まで(12月~3月)に注入しないと、十分な効果は得られません。)

 1回の注入で、おおむね6年間有効といわれており、湯梨浜町では6年に一度の割合で実施しています。

現在、湯梨浜町が実施している樹幹注入の内容

散布日程12~3月中
散布薬剤マツガード
散布本数健全木95本(平成25年度注入本数)